T11型パレットをコンテナへ積むときは、裸のパレット寸法と荷物を載せた外形を区別します。容積を割るだけでは、幅方向の干渉、ドア、フォークリフトの進入、荷崩れ防止は確認できません。以下は積載方法を検討するための幾何学例です。
T11の基準と実際の荷姿
日本パレットレンタルの11型資料では、平面寸法1,100×1,100 mmが示されています。製品ごとの高さ、質量、差込方向や荷重条件は現物仕様で確認します。Euroの1,200×800mmとは違うため、欧州パレットの枚数をそのまま流用できません。フィルムや張り出しを含む最大外寸を測りましょう。
CBM3のコンテナモデルを比較
| モデル | 内部 長×幅×高(cm) | 幾何体積(m³) | 設定貨物上限(kg) |
|---|---|---|---|
| 20DC | 589 × 235 × 239 | 33.081 | 28200 |
| 40DC | 1203 × 235 × 239 | 67.566 | 28600 |
| 40HC | 1203 × 235 × 269 | 76.048 | 28600 |
カタログ改訂2026.10.14.2の参考値です。センチメートルに丸めたSeaco参照寸法であり、実機のドアと重量条件は別途確認します。40HCは高さが増えますが、20DCや40DCと同じ幅のモデルです。Palletwideは別機材です。
床面1段の単純配置
T11を2枚横並びにすると幅は220cm。20DCで5列なら長さ550cmとなり、10枚の外包絡は550×220cmです。40DCでは10列で20枚、長さ1,100cmになります。これらは長方形の単純配置で、最大枚数とは主張しません。作業余裕、突出物、固定材のために減らす必要がある場合もあります。
高さと容積を含めた比較
積付け後の1単位が110×110×150cmなら1.815m³。10単位で18.15m³、1単位400kgなら4,000kgです。2段にすると300cmとなり、40HCモデルの269cmを超えます。荷室のCBMに余裕があっても高さが原因で積めません。パレット高さを150cmへさらに足すのは、150cmが総高である場合は二重計上です。
実務での確認順序
- 荷物を載せた外寸、総高、総重量を測定する。
- 20DCで数量10、正しい積重ね可否を設定する。
- 同じ入力を40DC・40HCと比較し、未配置数も確認する。
- ドア、荷役、固定、床荷重、経路の制限を運送担当者と確認する。
容積単位の違いは既存の日本語CBMガイドやCFT換算ツールで確認できます。重心や軸荷重の表示は、入力条件に基づく静的推定であり輸送許可ではありません。
出典
2026年10月30日、寸法条件と例の算術を確認。積載上限の認証は行っていません。
